

和利宮 吾 妻 神 社
.jpg)
春季例大祭のご案内
氏子崇敬者の皆様へ
仲春の候 皆様におかれましては益々ご清洋のこととお慶び申し上げます。
平素は、吾妻神社の維持運営に何かとご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、令和7年度より吾妻神社春季例大祭及び宵祭を「3月31日、4月1日」から「4月第1土日」へと変更する運びとなりましたことをご報告いたします。今年は4月6日(日)に斎行いたします。
本来、春祭りは一年の実りを祈願する最も重要なお祭りの一つであり、多くの人々と喜びを分かち合い、神様に祈りを捧げることを目的として行われます。しかし、近年では、少子高齢化や過疎化、各神社が抱える諸問題により、例祭日を休日に変更せざるを得ない神社が全国的に増えており、当社においても、春季例大祭の祭日変更について、神社役員や保存会、氏子崇敬者より様々なご意見をいただいておりました。
これまで春季例大祭は4月1日を固定し行われてきましたが、平日にあたる年が多くございます。例祭日を変更してはならない、また、こどもたちは春休み中だから平日でもお祭りに来てくれるなどの理由で、これまで特に議論されることなく今日まで至りましたが、ここ数年の春祭りの様子を見ておりますと、こどもの減少、各保存会の高齢化や活動休止、大人(祭典幹事、保存会会員)が平日に仕事を休めないなど様々な理由で、数年前、数十年前より格段にお祭りが衰退しております。
この問題はかなり深刻であり、責任役員また各保存会との協議の結果、今後も伝統神事を維持していくために休日へと変更することとなりました。昨年の秋季例大祭より、祭りを一緒に盛り上げてくれる地元のキッチンカーや奉納演奏者の皆様の力を借りまして、コロナ禍で衰退したお祭りは以前の活気を取り戻しつつあります。また、祭典幹事の皆様にご協力いただき行っております縁日も大変こどもたちが喜んでおります。
これからも春、秋どちらの例大祭もより良いお祭りにすべく、神職、神社役員、祭り関係者心を合わせ奉仕してまいりますので、氏子崇敬者の皆様にはどうかこの判断を前向きに捉えていただけました幸いです。
何卒、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

例大祭 特別御朱印
初穂料 1, 0 0 0 円

4月1日(火)から4月30日(水)まで「例大祭 特別御朱印」をお分かちいたします。
水色の特別な和紙に神楽の鯛つりの御朱印を奉製いたしました。
4月の初旬には桜も見頃になります。春の訪れを感じながら清々しくお参りください。
吾妻神社について
当社は群馬県の北西部、吾妻郡中之条町に鎮座しております。
明治の神社合併以前は「和利宮(わりのみや)」として親しまれておりましたが、
二度の神社合併を経て「吾妻神社(あがつまじんじゃ)」へと社名を変更し、今日に至ります。
その名の通り、『吾妻の総鎮守』として、吾妻郡はもとより県内外から広く崇敬を集めております。
神社合併の影響により御祭神も多く、「54柱」の神々を本殿にお祀りしております。
主祭神である大穴牟遲神(おおなむちのかみ)は大国主(おおくにぬし)とも呼ばれ、
中古の時代は『和利大明神(わりだいみょうじん)』として慕われておりました。
和利大明神とは『神道集』巻六の三十四「児持山大明神の事」に登場する神様で、
渋川市の子持山南麓に鎮座致します子持神社(こもちじんじゃ)に祀られた
妻の『子持御前(こもちごぜん)』との史話は「和利宮縁起」として吾妻郡内に伝えられております。
『縁結び』『家内安全』『病気平癒』の神様です。
交通アクセス
お車でお越しの方
渋川伊香保ICから約40分
月夜野ICから約30分
沼田ICから約40分
※鳥居前の駐車場をお使いください
電車でお越しの方
JR吾妻線 中之条駅から徒歩10分
バスでお越しの方
鳥居原バス停から徒歩3分
横尾バス停から徒歩3分
只則バス停から徒歩8分